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【お役立ち情報】日米大学間の編入プログラム

 

通信技術の発達でコロナ禍であっても急速にグローバル化の進む現在、多くの大学が更なる特徴的な国際教育を模索しています

海外での体験学習プログラムやインターンシップなどを含む、多様な海外留学制度を充実させている大学も、国公立・私立を問わず増加しています。

 

そんな中、本記事では武蔵野大学とマーセッド大学間において締結されている編入プログラムの紹介をさせて頂きます。

この協定は、グローバルな視野を持つ人材の育成を軸に据え、マーセッド大学(米国2年制)を卒業後、武蔵野大学への三年次編入を可能とするものです。

 

上記にあるように、マーセッドカレッジの2年間で準学士を取得し武蔵野大学の3年次に編入。その後学士を取得するのが本プログラムの主な内容となります。

 

グローバル社会で活躍する人材を育成するためには、国際教育が必要不可欠ですが、近年の米国4年制大学の授業料の高騰により、コミュニティーカレッジ(2年制大学)卒業後の4年制大学への編入を断念せざるを得ず、日本に帰国する留学生が増加しているのが現状です。多くの留学生が金銭面においてアメリカの4年制大学編入に不安をもつ中、本編入プログラムはそのような留学生にとって1つの大きな選択肢となります。

 

武蔵野大学は、2024年に創立100周年を迎える歴史と伝統ある総合大学であり、長い歴史の中で教育の質と研究の成果を高め続け、新たに「世界の幸せをカタチにする」というブランドステートメントを掲げ、世界から求められる大学を目指し、教育・研究を改革しています。専門性を深めるだけでなく、総合大学ならではの豊かな環境を生かした充実度の高い学識を実現できるのが特徴です。

 

一方のマーセッド大学は、これまで多くの日本人留学生を受け入れてきており、多種多様な学問領域を学ぶ学生達へ各々の目的に合わせた教育を提供しています。更に静かな環境や交通の便の良さから、勉学に集中できる環境が整っており、自身の目標に沿った留学生活を過ごすには適した大学であると言われています。カリフォルニア州にありながらも内陸部で少し田舎のため、比較的治安が良く、生活のためのコストが安いことも魅力の一つです。

 

 

* 以下の情報はグローバルビジネス学科への編入の一例を基にした情報となります。

その他の学部については、武蔵野大学側との確認の必要があります。

また、法学部(法律、政治)、経済学部(経済、経営)等への学部編入の場合は、基礎科目が履修できていない場合は、2年次編入となる可能性もありますので、事前にマーセッド大学の各学部・学科から武蔵野大学側のカリキュラムへ向けた単位変換を視野に入れた履修が必要になることを予めご理解ください。

 


出願資格 

 

① マーセッド大学卒業生、またはマーセッド大学が提携している日本の短大・大学から単位を移行してマーセッド大学を卒業した学生 (準学士を取得していることが証明出来れば、3年次編入可能)

② 在学中の成績・人物・健康状態などが良好で、学長が推薦する者

③ 授業を受けるのに十分な英語能力を有する者 (グローバルビジネス学科では授業はすべて英語で行われます)

  IELTS 6.0以上、TOEFL iBT 72点以上、TOEIC 785点以上を有する者が望ましい。

  (※既定の点数に届いていなくても、英語面接で英語力に問題ないと判断された場合、合格許可の可能性大。)

 

 

選考方法

 

出願書類及び面接の総合評価(面接:15~30分程度)

 

※専門分野に関する基礎知識や英語力を確認するため、英語での面接が実施されます。

 

 

出願書類

 

① マーセッド大学学長の推薦書(武蔵野大学所定用紙)

② 入学志願票(武蔵野大学所定用紙)

③ 志望理由書(武蔵野大学所定用紙)※英語で記入

④ 最新の成績・単位修得証明書(英語版)、成績証明書に記載の科目の「シラバス」     

 (現在履修中の科目がある場合は、その科目名及び取得見込単位数が明記されているもの)

⑤ 前述の 出願資格項目の③ を証明する書類

⑥ 写真1枚(入学志願票添付用1枚、縦 4cm×横 3cm、直近 3 ヶ月以内撮影したもの)

 

⑦ ⑤の書類は IELTS のスコア証明を提出(しかし、既定の点数に届いていなくても、 英語面接で英語力に問題ないと判断された場合、合格許可の可能性大。) 

 

 

指定校推薦手順(※手続きはマーセッド大学職員が学生代理として行う)

 

① Merced College 学長より推薦書を書いて貰う為に、英文の自己紹介、アチーブメン ト、目標等を、用紙2枚以内にまとめ ISS (マーセッド大学留学生科) コーディネーターに提出

 

② Y.E.S at Merced College およびISSから構成される推薦委員会においての合格者が学長へ推薦される

 

 

マーセッド大学スタッフと武蔵野大学側のやり取り

 

① 英語力の確認 (IELTS や TOEFL のスコアを参考)

② コンタクトフォーム記入

③ 武蔵野大学は 3 年次よりゼミを開始 → ゼミ登録フォーム・課題研修講習申込書の記入

④ 学内承認後、武蔵野大学側から募集要項を送付

 

⑤ 出願後、グローバルビジネス学科の先生と面接

 

 

面接当日の注意事項(オンラインの場合)

 

① パソコン(ビデオ通話可能なもの)を使ってSkypeまたはZoomを使用

② 面接時間中は、同室には受験生一人のみ、受験生以外の方の入室は禁止

 

③ 静かな場所で面接を受ける

 

 

合格通知後

 

① 入学手続書類の記入

② 卒業証明書を武蔵野大学側へ提出(Certificate Copy)

  入学手続き完了後、武蔵野大学から「入学許可書」をマーセッド大学担当者へ送付

 

*1 手続期間内に手続きを完了できない場合、入学資格は取り消しとなる

 

*2 提出された書類、検定料及び学費その他の納入金は一切返還されない

以下が2020年度入学生 (3年次入学) の学費とその他納入金一覧となります。

こちらのプログラムに興味のある方はお問い合わせフォームまたはY.E.S.公式LINEアカウントより気軽にご連絡ください。

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